夫婦岩と岩戸の塩
夫婦岩は、沖合い660mの海中に鎮まる興玉(おきたま)神石の鳥居と見なされており
日の出の遥拝所として古くから知られている。
男岩(おいわ)と女岩(めいわ)を結ぶ大注連縄(おおしめなわ)は「結果の縄」と称され
大注連縄の向こうを常世神(とこよのかみ)が太平洋の彼方から寄りつく聖なる場所、
手前を俗世という隔たりを持ち張られている。
大注連縄はおよそ650年前(文保年間)、既に張られており
現在は氏子により張替の神示が年3回、5月5日、9月5日、12月の第3日曜日に行われる。
夏至のころ、岩の間から日の出が見られる。
日の出を拝む夫婦岩のほぼ正面にあるのが、天の岩屋。
日の大神がお隠れになった天の岩屋と伝えられているが、国内随所に天の岩屋、天の岩戸と
称されるとろこがあり、この社もその一つ。
古くから石神(しゃくじん)と呼ばれ、宇迦御魂大神(豊受大神とも称される)を祀っている。
日の出に対し、日の入り(隠れられたところ)、天照大神と豊受大神の関係と伝えられる。
夫婦岩の近くにある旅館「岩戸館」では、二見の海水を使って塩を作っている。
ここで作られたものは伊勢の神宮にも奉納される。
1tの海水を24時間かけて煮詰めて、約15キロのミネラルたっぷりの塩ができあがる。
岩戸の塩として同館にて販売されている。
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